425戸が即日完売
東日本大震災の影響で液状化現象が発生した千葉市美浜区の開発中のマンション『プラウドシティ稲毛海岸レジデンスI(総戸数:425戸)』が即日完売した。
プラウドシティ稲毛海岸レジデンスIは、総開発面積7.7haを超える広大な敷地にマンション・戸建・商業施設が開発されている。
売主の野村不動産株式会社によると、第1期222戸の登録申込を6月5日に締め切った結果、申込数270件、最高倍率5倍、平均倍率1.22倍にて即日完売したという。
モデルルームへの総来場者数は3000超
プラウドシティ稲毛海岸レジデンスIは、2011年3月5日よりモデルルーム内覧会を開始した。内覧会は、震災後の影響で営業活動を一時見あわせられたが、4月以降はゴールデンウィーク期間を中心に順調に集客を重ねた。モデルルームへの総来場者数は3000を超えた。
集客が増えた背景には、フラット35Sなどの低金利やローン減税といった政策の後押しによる買いやすさ、震災以降の新築分譲マンションの安全性への期待感があるという。
また、稲毛海岸エリアの街並みや駅周辺に整備された大型商業施設等の生活利便性、入居者の絆を育むコミュニティ形成への各種提案、防災設備など現在の顧客ニーズを反映した商品性が高く評価されたとしている。
産学連携でコミュニティデザインを追求
野村不動産は、優れたコミュニティデザインのさらなる追求のために、日本女子大学 篠原研究室との共同研究を続けている。具体的には、分譲後のマンションを対象に共用空間がどのように使われているかを調査し、マンションでの豊かな過ごし方を提案している。
プラウドシティ稲毛海岸レジデンスIにも、その共同研究の成果が導入される模様である。
野村不動産のリリース