平松氏・橋下氏が討論会に参加
2011年11月5日、大阪市長選で再選を目指す平松邦夫市長と、「大阪維新の会」代表で前大阪府知事の橋下徹氏は、新聞4社などが大阪で合同開催した討論会に参加した。
大阪市長選挙は2011年11月27日に投開票が行われることになっている。当初は他にも立候補者の名前が挙がっていたが、立候補者はこれ以上見込まれない見通しとなったため、平松邦夫市長と橋下徹前大阪府知事の一騎打ちとなる見込みだ。
このような公開討論を行うことで候補者の考え方や争点が明らかになることは、有権者が投票する際の大きな判断基準が示されることになるため、非常に有意義だ。
平松氏・橋下氏の争点
平松邦夫市長は、生活が大変な人も多い中、法改正が必要な大阪都構想を行うよりも、都市連携を行い、人の暮らしを守るべきという考えだ。
そのためには都市の連携で人の暮らしに寄与するのが一番の近道だと述べ、法改正が必要な都構想よりも、大阪版広域連合構想の方が望ましいと主張した。
これに対して橋下徹前大阪府知事は、人口267万人という大阪市は地方政府としては巨大すぎると述べ、30万人規模の特別自治区へ再編するという大阪都構想を主張した。
11月27日に大阪府民でもあり、大阪市民でもある有権者の人たちがどのような判断を下すのかが気になるところだ。
大阪市
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