肥満女性は術後の合併症にも要注意
乳がんの手術を受けた後、合併症を発症するリスクについて、肥満女性は肥っていない女性に比べ、約12倍高い。2日、米健康医療情報サイトHealthDayが報じた。
炎症は20倍
研究を行ったのは、ジョンズホプキンス大学の研究者。乳がん手術を受けた約8,000人の女性について保険情報を調査。
うち2,400人が肥満状態だった。手術後の合併症をカバーする保険の申請状況などを調べ、評価した結果、肥満女性が合併症を発症するリスクは、非肥満女性に比べ、11.8倍も高かったという。
合併症には、感染症、疼痛、血腫などがあるが、炎症を発症するリスクに限れば、肥満女性は20倍以上も高いリスクにさらされていることが判明した。
◆healthday
http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=658332