生きているタレントもかなわないマイケル
米国では、死後もスターがかなりの金額を稼ぐ。26日のAFP BB Newsが伝えた。
米経済誌フォーブスが発表した「死後も稼ぎ続けるスター」ランキングで1位になったマイケル・ジャクソンさんは2010年度の1年間で1億7,000万ドル(約129億円)を稼いだ。
存命の歌手で彼を超えたのはアイルランド出身のロックバンド、U2だけだった。
死ぬならカリフォルニアがいい
フォーブスのランキングによると、2位にはエルビス・プレスリー、3位にはマリリン・モンローが続く。
楽曲や映像で死後も稼ぎ続けられるのはわかるが、意外な人物ではアルバート・アインシュタインが7位に入っている。幼児教育のブランドに名前を貸していることが大きいという。
こういった死後も稼ぎ続けるスターに共通するのは、マネージメントのしっかりした会社に「死後所属している」ことだ。
米国には死んだ有名人専門のタレント事務所があり、マネージメントを行うという。
カリフォルニア州には特に、州内で死亡した有名人に限り、死後70年間にわたり「名前、声、署名、写真または映像の無断使用」を禁じる条例があるため、「死ぬならカリフォルニアで」と言われるのだとか。
死後の稼ぎは遺族や相続権を持つ団体に送られる。

◆AFP BBNEWS
http://www.afpbb.com/article/entertainment/news-entertainment/2837521/7989397