「お小遣いから義援金」に感謝の意を
麻生太郎元首相は9日、台湾、台中市にある健民国民小学校を訪れた。子どもたちを含め、同小学校の関係者が義援金を送ってくれたことに対し、直接お礼を言うためだ。
同小学校は1999年の大地震で被害を受けたが、日本からの義援金をもとに校舎を建て直した。東日本大震災のことを知ると、子どもたちはお小遣いから義援金を出し合い、教員、地元市民らの寄付を加えた、67万台湾ドル(約168万円)がすぐに集められた。
再評価してみたい麻生太郎氏の功績
失言をたたかれることが多く、短命だった麻生政権だが、その功績は大きい。外交では中国・韓国に対して国益を確保。内政では経済政策で成果を上げた。
アンケートサイト「センタク」では、麻生太郎氏の功績とし「IMFにおける日本の地位向上」を第1位に上げている。
そのほか、日韓首脳会談での「慰安婦謝罪要求放棄誓約」(第2位)や「日印安保共同宣言に署名(日米印の連携強化)」 (第4位)、「尖閣諸島に安保条約適用」(第7位)など、国益を守る政策が多くランキングされている。
マスコミがたたいた失言
「7万8000円と1万6000円はどちらが高いか。アルツハイマーの人でもわかる(国内外の米価を比較する例えとして講演会にて)」
「シャロン首相の容態が極めて悪く、会議途中でそのままお葬式になると意味がないので延期ということになった(シドニーで予定されていた日米豪閣僚級安全保障対話が延期されたことついて)」
麻生氏が発した失言の数々はマスコミによるバッシングをうけた。たしかに品格に欠ける、という批判は的を射ているかもしれない。
だがいずれも表現を「面白くしすぎた」ものにすぎない。サービス精神の発露に行きすぎがあったとしても、人間としての本質が問われるものではない。
その後の内閣と比較しても、「失言」を非難して辞任に追い込むべきだったか、大手マスコミの見解を聞いてみたいところだ。
◆麻生太郎ウェブサイト
http://www.aso-taro.jp/index.html◆センタク
マスコミが絶対報道しない麻生太郎の功績http://sentaku.org/seikei/1000008124/◆asahi.com
http://www.asahi.com/international/update/1009/TKY201110090184.html?ref=rss