日本は美味しい市場
3日のウォールストリートジャーナルは海外製薬会社の日本への攻勢が強まっている、と報じた。
現在日本は米国に次ぐ第2位の製薬市場だ。海外の製薬会社は日本について、魅力ある市場と感じているという。
今後も高齢化が進行。また医師などの教育が行き届いており、中国などのように市場をこれから育てる必要がないためだ。
新薬の販売は遅れがちだが
一方、日本市場は依然障壁も大きい。最大の障壁は、新薬の承認に時間と手間がかかることだ。
05年度には平均23.4か月だった承認期間は10年度には18.6か月にまで短縮された。それでも日本で販売される医薬品は他の市場から3年~5年遅れている。
また、世界で販売されている医薬品の販売量トップ100のうち、20%~25%は日本では販売承認されていないという。
◆ウォールストリートジャーナル
http://jp.wsj.com/Business-Companies/node_318224