広島大学が無償で協力
内部被曝防止に取り組む市民団体「繋がろう広島」は、福島第一原発の事故の後広島へ避難してきた母親の母乳の放射線量測定をしている。9月30日には広島大学の研究者のもとへ検体を届けた。
広島大学は福島県や広島県での環境放射能調査を支援している。今回は大学として無償で検査を引き受けた。厚生労働省も母乳調査を2度実施したが、「繋がろう広島」は母親たちの不安を和らげるためにも行政のの支援を訴えている。
子どもの健康と未来を守る
今回、事故当時東京都と神奈川県に住んでいた計4人と、比較のため広島、福山市在住の各1人が母乳を提供した。検出器を使いセシウム137、セシウム134の含有量を測定し、検出された場合は全体の内部被曝量も計算する。
「繋がろう広島」では原発事故を受けて広島へ避難してきた子どもや家族を放射能汚染や内部被ばくから守ろうという活動をしている。広島へ疎開してきた人への情報提供や避難者が集まって話をする場の提供を行っている。
繋がろう広島-
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