今度はドイツの宇宙望遠鏡
宇宙望遠鏡を搭載したドイツの衛星ROSATが10月末にも地球に落下してくる。
衛星と言えば24日にもアメリカの気象衛星UARSが大気圏内に落下してきたところだ。NASAではUARSの破片は約800kmに及ぶ範囲に散らばったと見ているが、現在まで人への被害は報告されていないという。
UARSより大きいROSAT 当たる率も高い
今回落下してくるのは、ドイツが1990年に打ち上げた宇宙観測衛星。X線望遠鏡を積んでおり、UARSより大きい。
1999年に運用を終了しており、以来徐々に地球に近づいていた。軌道は太陽の活動に左右されるため、10月末まで、正確な落下日時などはわからないという。
人に当たる確率について、UARSは1/3200とされていたが、ROSATはさらに高く1/2000とされている。
破片のうち、特に望遠鏡の鏡部分は熱に強いため、大気との摩擦で燃え尽きることなく、最大の破片として落ちてくる可能性が高い。
地球の衛星軌道には、同様の「ゴミ」が約2万2000個あると言われ、大半のものが今後落下してくる予定。
◆Urgente24.com
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