静岡で東海地震への不安高まる
9月26日付けの毎日新聞によると、静岡県で行われた県政調査で、東海地震などの災害を心配する人の割合が昨年より17.5ポイント増加したという。
東日本大震災以来、各地で同様に地震の被害を心配する人が増えており、対策として地震保険が注目を集めている。
地震保険だけじゃない、共済、地震補償保険も
地震に対する備えは、地震保険だけではない。全労済やJAが展開する共済や、日本震災パートナーズの地震補償保険「リスタ」なども、地震の備えとして有効だ。
全労済が提供する「自然災害共済」は地震保険と同じく、火災保険に加えて加入する。保険料は建物がある都道府県や建物の構造(木造か鉄筋かなど)によって決まる。
JA共済の「建物更正共済むてき」は、火災共済に地震に対する補償がもともと組み込まれたもの。保険料は都道府県に関係なく全国一律。長期契約も可能。
地震補償保険は地震保険などと異なり、単独で加入できるのが特徴。補償額がやや少ないが、その分手軽に加入できる。
組み合わせるのがベスト
地震に対する備えは、上記のような共済や保険を組み合わせるのが賢明だ。
各個人の事情に合わせて、地震保険に共済や地震補償保険を加えれば、保険金と補償金のバランスがとりやすい。
また、居住する地方や建物の構造などによって、どの組み合わせがお得か、じっくり検証するといいだろう。
◆毎日.jp
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20110926ddlk22040125000c.html