株式会社MM総研は、2011年9月6日、2010年度のスマートフォンによる、アプリ市場およびスマートフォン利用における、製品・キャリアの満足度を含めた利用実態調査を実施し、その結果を発表している。
調査方法は、2011年6月3日から6月6日の期間に、個人名義のスマートフォン利用者2,000人(15歳以上の男性・女性)を対象に、Webアンケート調査で行われた。
調査結果によると、「無料アプリの利用経験あり(95.6%)」、「有料アプリの利用経験あり(47.4%)」となった。
また、有料無料を問わず「アプリ利用経験のある」人を対象に、「利用したジャンル」について質問すると、「ゲーム(63.4%)」、「交通・乗り換え案内(61.4%)」、「天気(58.2%)」の順となった。
スマートフォン利用における「セキュリティ対策状況」を質問したところ、「無料のセキュリティアプリを利用(23.6%)」、「有料のセキュリティアプリを利用(4.2%)」、「特に何もしていない・意識していない(34.5%)」といった結果となった。
さらに、「セキュリティに対する心配や不安」への回答は、「セキュリティの不安や心配がある(53.8%)」、「セキュリティの不安や心配がない(17.8%)」、「どちらともいえない(28.5%)」となった。
「次に携帯電話を購入する際には何を選ぶか」という質問に対しては、「スマートフォンを購入する(79.1%)」、「従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)を購入する(4.3%)」、「どちらともいえない(16.7%)」となった。
続けて「次もスマートフォンを購入する」意向を示した人に対して「今後のスマートフォンに求めるもの」を質問したところ、「バッテリー容量の増加(79.4%)」、「通信速度の高速化(64.3%)」、「操作性の向上(49.9%)」、「最新OS バージョン(48.6%)」、「軽量化(48.5%)」の順となった。
スマートフォンといえども、「スマート」にいかないのがセキュリティ対策。従来の「ガラケー」に戻らない人が圧倒的な結果をみると、本格的な防犯サービスが急務であることはいうまでもないのだろう。
株式会社MM総研リリース