取り戻せ、赤ちゃんとママの笑顔を!
3月11日に起きた未曾有の大震災から半年、パンパースは、緊急支援物資として乳幼児用紙オムツ約113万枚、おしりふき約1万2,000個(5月20日現在)を、行政や支援団体との連携のもと被災地の赤ちゃんに提供し続けている。しかし、しだいに被災地の要望や状況を把握していく中で、未熟で繊細な赤ちゃんとその保護者が多大なストレスを抱えている実態が報告された。
赤ちゃんのすこやかな成長のためには、ぐっすり眠りのびのびと遊ぶことがとても大切だと考えているパンパースはこれまでの知見やノウハウをいかし、被災地の赤ちゃんに「眠り」と「遊び」をお届けする支援活動を5月23日(月)より、
「パンパース うんと眠ろ。うんと遊ぼ。プロジェクト」と題し、行っている。
支援内容
被災地の敷地内に自由に利用できる3つのスペースを設置。このスペースを通じて、赤ちゃんが快適に眠り、のびのびと遊び、保護者達が交流できる場所を実現した。5月23日より宮城県南三陸町の宮城県立志津川高校敷地内で活動を行ってきたのを7月19日より
南三陸町総合体育館ベイサイドアリーナ敷地内に移動し、平日の10時から18時まで実施している。
①パンパース うんと眠ろゾーン(テントゾーン)被災地ではゆっくり眠ることはもちろん、沐浴や基本的なケア(爪切り、散髪、スキンケア)さえ満足にできていない現状である。ここではさまざまな赤ちゃんケア用品を用意し、遊んだり昼寝をしたりすることでリラックスした時間を過ごせるような場所を提供。保育士も常駐し、育児相談も受け付けている。
②パンパース うんと遊ぼゾーン(プレイゾーン)被災地はまだまだ瓦礫が片付いていなかったり、粉じんが舞っていたりと小さい子供たちが外で安全に遊べる場所は限られている。ここではのびのびと自由に遊べるように絵本やDVD、体を使って遊べる遊具などを用意して安全に思いっ切り遊べる場所を提供している。
③パンパース うんと集まろ(テントゾーン)震災によって離れ離れになってしまったり、連絡先が分からなくなったりとママ同士のコミュニケーションが途絶えてしまったケースが多々報告されている。ここでは、インターネットが出来るパソコン、情報交換ノート、ベビー雑誌や飲み物を用意してママ同士の交流の場として提供している。
利用した人からは「まだ十分に水がきてない。沐浴ができて本当に助かりました」「子供たちを安心して遊ばせれることができてうれしい」「家にこもりがちだったけど、交流できる場所があって外に出る機会が増えた」など感謝の声が挙がっている。
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