国交省がホンダのリコール届出を公表
2011年9月5日、国土交通省は、ホンダがフィットアリア、フィット、CR-Zの3車種についてリコール届出した旨を公表した。フィットアリアについてはタイの現地法人が製作したものである。いずれも2011年9月6日よりリコール開始となっている。
ホンダ自動車によれば、リコールとは
自動車が道路運送車両の保安基準に適合しなくなるおそれがある状態で、その原因が設計または製作の過程にある場合、国土交通省に届け出て自動車等を無料で修理します
とのことだ。
対象者にはダイレクトメールで通知が届くので、対象自動車を使用している方は修理してもらって頂きたい。
各車種のリコール部位
まずフィットアリアおよびフィットの不具合の部位(部品名)は電気装置(パワーウインドウスイッチ)であり、全車両、運転席側パワーウインドウスイッチ一式を交換する。このリコール対象車数はフィットアリアが12,416台で、フィットが203,777台である。
次にCR-Zの不具合の部位(部品名)は原動機(補助動力モータ用ECU)であり、全車両、モータECUを対策プログラムに書換える。このリコール対象車数は7,783台である。
企業が早期にリコールの届出を行い、使用者が速やかにリコール修理に出すことで、1件でも多くの事故を防いで欲しいものである。

国土交通省
http://www.mlit.go.jp/ホンダ リコール情報
http://www.honda.co.jp/recall/