障がい者雇用100名達成へ
ダイキン工業の特例子会社「株式会社ダイキンサンライズ摂津」(大阪府摂津市:以下同社)で働く障がい者の人数が現在96名と、
今年度中にも「障がい者雇用100名」の目標を達成する見通しとなっているという。
従業員103名のうち 健常者はわずか7名
この会社の従業員は、
健常者7名と重度の身体・精神障がい者65名を含む障がい者96名のあわせて103名。他社ではなかなか見られない人数の障がい者が働いている。
仕事を続けてスキルが高まれば、それに合わせて仕事の内容も向上させている。
平均勤続年数が約6年半と定着率も長いことなどから、障がい者雇用の取り組みの好事例として高評価を得ている会社だ。
成功の理由について、同社の後藤工場長は
コミュニケーションの重要性を挙げている。
常に声を掛けるほか「管理職も任せるし、資格取得も支援する。現場の改善策も自分たちで考えてもらう。変に甘やかさずに人として付き合うことが大切」という。
精神障害者雇用促進モデル事業を受託
同社は、親会社である
ダイキン工業株式会社をはじめ、
大阪府や摂津市からの出資を受けて1993年に設立、1994年に操業を開始。業務は主にダイキン工業株式会社からの発注を受け、機器の部品組み立てや化学プラントの図面設計、書類の電子データ化などの業務を行っている。
2009年度から2年間、厚生労働省から
精神障害者雇用促進モデル事業を受託していた経緯も持つ。
障害者と誇れる職場作り ダイキン工業の子会社、雇用100人間近 - SankeiBiz(サンケイビズ)
株式会社ダイキンサンライズ摂津ダイキン工業株式会社