日本初の本格的な患者説明スライド「ライブラリ」を開始
株式会社QLife(キューライフ:東京都世田谷区)は17日、iPadアプリ「描いて消せる患者さんへの説明ボード」で利用できるオンラインの「
ライブラリ」をオープンした。
ネット経由で、スライドや動画を自由にダウンロードできるようになる。
「描いて消せる患者への説明ボード」驚きの3.7万超DL
「描いて消せる患者さんへの説明ボード」は、昨年10月にリリースされてから7月末時点までのダウンロード数が
3万7千を超えたという、
医療従事者向けのiPad専用アプリとしては最大級のダウンロード数を誇っている。
このアプリは、
ホワイトボードのように使用できるほか、医学スライドやCTやMRIなどの動画上に
何度でも繰り返し文字や図解など書き込みができることが特長。
さまざまなコンテンツがダウンロードできるライブラリ
今回オープンした「ライブラリ」を使うと、インターネット経由で
約600のスライドや動画を自由にダウンロードできるようになる。一度ダウンロードしたコンテンツはオフラインでも使用が可能。
また、自作のスライドを持っている医師は、iTunes経由でアプリにとり込んだり、自作スライドと「ライブラリ」からのコンテンツとを混合して、取捨選択や順番の入れ替えをして使うことも可能だ。
利用は一切無料~利用できるのは医療者限定
同社ではコンテンツを全国から広く募集し、「優良資源の共有&内容フィードバック」のプラットフォーム化を目指すという。
コンテンツ次第では、医師以外が作成したスライドも搭載予定で、すでに複数の製薬会社作成のスライドがダウンロード可能となっている。年度末までには5000スライド、200動画までコンテンツを増やす予定だ。
株式会社QLife(キューライフ)「ライブラリ」-QLife Library-「描いて消せる患者さんへの説明ボード」