クリスマスの成功率74.2%!
保険大手アフラックは5日、「クリスマスプレゼントに関する意識調査」の結果を発表した。
それによるとクリスマスシーズンに告白・プロポーズした人の成功率は74.2%の高率だった。またグリーティングカードについても意識調査が掲載されており、人の心をつかむ手法にはビジネスにも通じる秘けつが読み取れる。
サプライズより「予想を裏切らない」
「告白、プロポーズがクリスマスだとOKする確率が高くなる」と感じる人は、53.7%にのぼっている。
ロマンチックなシチュエーションがもたらす効果もあるが、ある程度親しい関係では、タイミングとして予想しやすいことも大きい。
答える側にあらかじめ心の準備があるため、OKをもらいやすくなるのだ。
実際、結婚情報を配信するWedding Walkerの調べでも、プロポーズする日取りにこだわった人の1/3以上がクリスマスを選択している。これは「相手の誕生日」や「自分の誕生日」をおさえて最多だ。
接近にはデジタルとリアルの使い分け
アフラックでは、グリーティングカードについての意識も調査している。
昨今はメールなどによるデジタルのカードが流行だが、リアルのカードに比べ返信をもらいやすい、というメリットがうかがえる。
「グリーティングカードを自分は送ったのに、相手から返事がこなかったことはありますか?」という設問に対して、リアルでは56.7%が「こなかったことがある」と回答しているが、デジタルでは31.0%にとどまる。
ただカードがもたらす感情的な効果については、「もらう前より親近感が芽生えた(リアル:44.8%、デジタル:34.6%)」、「好意的な感情が芽生えた(リアル:38.3%、デジタル31.6%)」といずれもリアルの方が好印象だった。
デジタルでまずは返信をもらって関係構築の足がかりにし、リアルで好感度を強化するという手法は、ビジネスの現場でも通用するテクニックだ。
◆アフラック
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