アライドアーキテクツ株式会社は、ソーシャルメディアを活用した“コンビニ引換型”のサンプリングキャンペーンを行うパッケージプランの提供を開始している。
同プランは、企業の「Facebook」ページにおいて、コンビニエンスストアに設置されたマルチメディア端末を利用した、“店舗引換型”のサンプリングキャンペーンを実施することが可能となる、「モニプラファンアプリ」の新しいプロモーションツールのこと。
ユーザーは、キャンペーン実施企業の「Facebook」ページに「いいね!」のアクションを行うことで、同キャンペーンへの応募が可能となり、当選者には、シリアル番号が発行され、この番号を指定のコンビニ内のマルチメディア端末に入力することで、商品との引き換えクーポンを発行することができる。
ちなみに、「モニプラファンアプリ」とは、「Facebook」ページにおいて、商品レビューなどのユーザー参加型キャンペーンを実施することが可能となる、企業向けのアプリケーションサービスのこと。ユーザーは、Facebookアプリ「モニプラ」をインストールすることで、誰でも参加が可能となる。
なお、同プランを利用したキャンペーンの第一弾としては、11月22日から、「ファミリーマート」が、伊藤忠商事株式会社と共同で、『Famiポートクーポン』の「Facebook」ページにおいて、アルコール飲料が計10,000名に当たるキャンペーンが実施されている。その後、同社は、今回のキャンペーンにおいて、既に延べ15,000名が応募していると発表している。
ちなみに、8月18日から8月30日に、同社が実施したアルコール飲料の10,000人サンプリングでは、10,000名の当選数に対し12,000名近い応募者を集め、当選者の75%が、配布された固有IDを用いて実際にコンビニに来店し、商品の受け取りを行ったとのこと。
「twitter」などのソーシャルメディアを利用する人の中には、“拡散”することが目的という人もいる。キャンペーンとは、大衆に対する、一定の目的をもった各種の組織的な運動や働きかけのこと。ある程度の仕組みさえ仕込んでおけば、従来の人海戦術で行われたキャンペーンと同様、あるいはそれ以上の効果をもたらす効果を、この新しいメディアは持ち得ているのだろう。
アライドアーキテクツ株式会社リリース