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2024年10月11日(金)
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東電 福島の住民説明会用資料で「ニューヨーク旅行と同じ」

東電 福島の住民説明会用資料で「ニューヨーク旅行と同じ」

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おしどりマコさんがツッコミ
東京電力統合対策室合同本部が11月28日に行った記者会見で、住民説明会にて配布されている資料が配られた。

その内容について、原発事故関連情報を検証している吉本興業のお笑い芸人「おしどり」のマコさんがブログにアップした。
おしどり
放射線は体に残らない……
東京電力が作成した資料は、「安全性」のアピールに終始する。

「放射線・放射能・放射性物質」と題した小項目では、「放射線は体に残りません」とだけ記載。放射性汚染物質が体表に付着することや、体内に滞留することなどは、いっさい記載されていない。

原発事故の影響はニューヨーク便と同じ
事故による被曝をレントゲン検査で浴びるX線や航空機に搭乗している際に浴びる放射線になぞらえ、日常的な些細なリスクにすぎない、としている。

国際放射線防護委員会(ICRP)では、レントゲン検査による晩発性の心筋梗塞(こうそく)や、フライトによる放射線障害について、リスクを指摘。

子どもについてはできるだけ被曝をさける。航空機の乗務員については年間5ミリシーベルト以下に被曝量をとどめるよう勧告しているが、資料にこういった事実は一切記載されていない。

100ミリシーベルト以下の危険性も無視
100ミリシーベルト以下の放射線については、事故直後「危険性が確認されていないので安全」とする専門家がいた。

その後、低線量被曝のリスクについて多くの研究が発見され、現在では低線量被曝をおさえることはリスク管理の大きな柱となっている。

環境相の細野大臣も低線量被曝のリスク管理に関するワーキンググループで、「しきい値なしで挑むことが徹底されていないのでさらに努力する」と語っている。

東京電力の「資料」では、100ミリシーベルト以下の影響について、確定的・確率的被害に分類し、成人のリスクを子どもや胎児に適用するなど、「安全」への意図的なミスリードがうかがえる。

東京電力によれば、あくまで専門家による説明がメインであり、資料は補助的なものというが、マコさんは専門家がどういう説明をするかは不確定要素と断じている。

外部リンク

◆おしどり ブログ
http://www.magazine9.jp/oshidori/111201/index2.php
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