気をそらすために放火か?
2011年11月23日、岡山市の岡山労災病院で、現金が盗まれる事件が発生しました。この事件について、岡山南署は、12月1日、同病院に派遣され勤務していた55歳の男を窃盗容疑で逮捕しました。
また、この事件が行われたと思われる時間帯に不審火も発生していますが、男は窃盗の容疑とともに、この不審火についても自分が火をつけたと供述しているそうです。
スプリンクラーが働きすぐに消火
この男の逮捕容疑は、11月23日午後4時40分から6時10分の間に、同病院の1階防災センターの金庫から現金44万円を盗んだ疑い。
さらに同日午後5時頃発生した、この防災センターから20メートルほど離れた所にあった段ボールや書類が燃える不審火についても、現住建造物等放火容疑で調べを進めています。
幸いスプリンクラーが働き、大きな火災にはなりませんでしたが、自分で動くことができない患者もたくさんいる病院で、しかも信頼すべき内部の人間がこのような事件を起こすとは、非常に恐ろしいですね。
編集部 吉沢
岡山労災病院
http://www.okayamah.rofuku.go.jp/