秋篠宮さまが46歳に
2011年11月30日、秋篠宮さまは46歳のお誕生日を迎えられた。これに先立ち、2011年11月22日に、秋篠宮さまと紀子さまによる記者会見が宮廷で開かれた。
秋篠宮さまはと紀子さまは、東日本大震災に対する思いやエピソード、眞子さま、佳子さま、悠仁さまについてお話された。そして、詳細は明らかにされなかったが、皇室の将来のあり方について皇太子さまとお話されたことがあることも明かされた。
近年、天皇陛下がご病気で入院されたり、体調を悪くされることが多いため、記者から天皇陛下のご公務の負担軽減などの質問が出た。それに対して秋篠宮さまは肯定されるご発言をされた。
天皇の定年制に言及
天皇陛下の定年制などに関する記者からの質問や秋篠宮さまのご回答の概要は次のとおりだ。秋篠宮さまは、天皇陛下のご公務について、宮内庁が医師と連携をとり、更に柔軟に考えていくべきと仰った。
このご回答を受けて、記者は、天皇陛下のご公務を一気に減らすことは難しい中、天皇陛下に定年制を設け、天皇陛下が一定の年齢になられたら国事行為に専念していただくという意見が出ていることについて質問した。
これに対し、秋篠宮さまは、天皇陛下の定年制は必要になるとの見通しを示された。しかし人によって老いていくスピードは変わるため、具体的なことは議論する必要があるとのご意見を示された。
今後、皇室典範や、場合によっては憲法が変わる可能性がある。宮内庁、国会、そして国民が再度皇室のあり方について考える時期に来ているのかもしれない。
宮内庁
http://www.kunaicho.go.jp/