大阪市長選挙が告示
2011年11月13日、大阪市長選が告示された。今回の大阪市長選に立候補するのは、無所属で現職の平松邦夫氏と、大阪維新の会公認で前大阪府知事の橋下徹氏の2人である。
平松氏と橋下氏は、橋下氏が大阪府知事であったときから様々な点で考え方が合っていなかった。今回の選挙では、民主党府連も自民党府連も平松氏を応援しているが、橋下氏には意外な応援団が・・・名古屋からかけつけ大村愛知県知事と河村名古屋市長だ。27日の投開票でどのような結果が出るのか楽しみだ。
11月27日には大阪府知事選も同時に行われるため、大阪府知事選の結果と大阪市長選の結果とが気になってなかなか眠れない人も出てくることだろう。
平松氏と橋下氏の違い
平松氏と橋下氏との一番大きな政策の違いといえば、やはり大阪都構想であろう。平松氏は大阪都構想に消極的だが、橋下氏は大阪都構想を前面に打ち出している。
その他の違いをみてみると、平松氏は、大阪市はよくなりつつあるという現状分析をしているのに対し、橋下氏は、大阪市は犯罪率や失業率なども高く最悪であるという現状分析をしているのだ。
また、話し方なども両者で大きく異なる。平松氏はアナウンサー出身ということもあり、スーツ姿が多く、非常に丁寧な口調で説明する。そのため、説明が長くなることも多い。
これに対して橋下氏はコメンテーター出身の弁護士ということもあり、短い言葉で断言し、時にはあえて品のない言葉も使っている。服装もポロシャツなどラフな格好でいることが多い。
政策だけでなく、多くの点で正反対の2人の一騎打ちとなったが、果たして大阪市民はどのような審判を下すのだろうか。
大阪市
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