フランクフルト特別党大会において
ドイツの学校教育制度の基本的な権限は、全部で16の各州にある。各州に教育相が存在し、連邦政府は州と共同でのみ、決定や実施を行える。
そこで自由民主党(FDP)は、13日、フランクフルトで行われた特別党大会にて、
“教育党”として認められ、全国に統一した学校教育制度を導入することで一致した。
自由民主党党首代理のビルギット・ホンバーガーが、
州境が教育制度の境界線であってはならない。
と、アピールした。そして、学校教育の基準をつくるために、各州の教育相に呼びかけた。
「教育は国民の権利」をモットーとして、早期幼児教育、幼児に対する拘束力のある発音テスト、融通性のある学校システム、学校に自主性をもたせること、そして、社会的に不利な層の子どもたちに奨学金を与え、大学への道を開くこと、を打ち立てた。それに基づいて、執行部は自由民主党の教育政策として13のテーゼを提出した。
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fdp_swisttal自由民主党(FDP)の目的
FDPは教育政策においても、連立政権パートナーであるドイツキリスト教民主同盟(CDU)とは一線を画している。ヘッセン州の教育相ドロテア・ヘンツラー(FDP)は、次のように語った。
私たち自由主義者は、学校形成についてCDUの連邦教育相へのアドバイスは必要ない。学校構造についての討論は余計なことであり、すべての学校形成は学校に権限がある。障害は、さまざまな形式ではなく、社会的背景である。
ホンバーガー党首代理は、この背景を“この時代の社会的問題”としての教育と称した。同時に、2015年までに、教育と研究のために経済給付金の10%を予算に組み込むつもりだ。
教育への投資は、大きな利息をもたらすはずだ。
と、ホンバーガーは語った。
Yahoo! ドイツ
http://de.nachrichten.yahoo.com/rede-lindner-beendet-fdp-parteitag-frankfurt-074421310.htmlフォークス誌(Focus Online)
http://www.focus.de/politik/weitere-meldungen/fdp-sonderparteitag-die-liberalen-wollen-deutschlandweite-bildungsstandards_aid_683892.html