福島県川内村村議がブログで告発
すでにのべ10万人以上の作業員が投入された福島第一原発では、作業員に大量の傷病者、死者が発生している、とのうわさが絶えない。
福島県川内村の村議会議員、西川千嘉子議員は6日、自身のブログの中で「原発作業員4300人が死亡。東京電力は口止めとして遺族に3億円を支払っている」という情報を掲載した。
行方不明者は死んでいる?
東電の発表でも、7月1日の時点で協力企業の作業員1295人と連絡が取れていない、という。
こういった行方不明者の大半が死亡しており、東電・政府によって隠蔽。死体は大学病院に検体として送られている、とのこと。
情報元として東北大学の瀬戸教授がmixiに掲載していた文書があげられており、西川議員は「情報源不明、だがあり得る話」としている。
ネット上で拡散するデマ情報
ただ、
東北大学に「瀬戸教授」は存在していない。また、「瀬戸教授」のマイミクだった、という人物によると、当該人物は教授ではなく、東北大学の職員であり、「教授」は一種の愛称と見なしていたという。現在、当該アカウントは削除されている。
西川村議のブログには、他に、自衛隊64名、警察官約300名が亡くなった、との情報も掲載されているが、
情報源は不明だ。
東電は10月6日に、現場作業員の死亡を発表。東電発表を信じるなら、事故から3人目の死者が出たことになる。累計被爆は2.02ミリシーベルト、死因は後腹膿瘍とされ、放射線の影響は考えにくい、と発表された。
根拠なき過大な数字が流布される背景には、こういった東電の発表について、常に「過小評価の疑い」を禁じ得ないことも大きいだろう。
◆村議ちかちゃんブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/chikako_5155/7006995.html