ヘルシーサイトコンソーシアム
東日本大震災では、地震や津波の被害により、眼鏡やコンタクトレンズを紛失したり破損したりして、代替え品が必要な被災者も多いという。
また、被災地で診察している眼科医からは、診療所の患者だけで避難所にいる被災者まで手が回らない状態にあるという。
「被災者の目に関する相談を受け付けます」
そこで眼科医などで構成されている団体「ヘルシーサイトコンソーシアム」が、東日本大震災の被災者や被災地で支援活動をしている人々を対象として、東京都千代田区の井上眼科病院の井上賢治理事長(43)が中心となり目に関する相談をメールにて受付ける専用サイト「避難生活における目の健康Q&A」を開設した。
相談はサイトで受付
同サイトでは井上理事長が監修したQ&A14項目について掲載。相談にはサイトで受け付け、内容によりサイト上もしくは個別に眼科医などが回答している。
「被災地からの話などを基に想定問答などをサイトに掲載したが、他にも質問や気になることがあると思うので、被災者には気軽に相談してもらいたい」と話す。さらに「現地で活動するボランティアや医療従事者にも活用してもらえれば」
読売新聞の取材により、井上理事長は同サイトについてこのように話している。
避難生活における目の健康Q&A
http://www.healthysight.jp/pdf/q_a_hisai.pdf