株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)は、「PlayStationNetwork」および「Qriocity」対する不正アクセスにより、顧客のアカウント情報が漏えいしていた可能性があると発表した。
まずは冷静な対応を
今回の不正アクセスにより漏洩したと考えられているのは、「PlayStationNetwork」および「Qriocity」に登録された以下の情報である。
・氏名
・住所
・メールアドレス
・パスワード
・オンラインID
さらに、以下の情報も漏洩した可能性が高いという。
・購入履歴や請求先住所、パスワード再設定の質問と回答などのプロフィールデータ
・サブアカウントに関する情報(サブアカウントを設定している場合)
顧客のカード情報に関しては、登録されたクレジットカード番号(セキュリティコードを除く)および有効期限に関する情報が漏洩した可能性は否定できないものの、現時点においては明確な形跡が見つかっていないという。
現在、SCEJではサービスを停止させ、外部情報セキュリティ専門会社による調査、セキュリティ強化のためのシステム再構築を実施しつつ、速やかなサービス復旧を目指している。
本件に関する最新情報は、同社のWebサイトを通じて継続的に報告が行われる予定。
Editor's eyes
もし、「PlayStationNetwork」と同じアカウントおよびパスワードを使っているサービスがあるなら、パスワードを変更した方が良いだろう。また、クレジットカードの利用履歴なども定期的に確認したいところだ。なお、SCEJがクレジットカードに関する情報を尋ねることはあり得ないので、そうしたメールや電話には注意して欲しい。
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントリリース