深海のジュエリー、“宝石サンゴ”
「深海のジュエリー」と呼ばれる“宝石サンゴ”。その神秘的かつ、暖かみのある光沢・美しさで、紀元前の古くからそので人々を魅了し、身を飾る装飾品として、世界中で珍重されてきました。
東京・上野の国立科学博物館では「宝石サンゴ展 ~深海からのおくりもの~」を4月1日(金)から5月29日(日)まで好評開催中です。“サンゴ”の宝石としての側面に焦点をあて、人類の文化との関わりについて紹介します。
「動物」としてのサンゴから最新ジュエリーまで
深海にたたずみ、長い年月をかけて成長するサンゴ。その骨格は磨くことで、とても美しい光沢を放ち「宝石サンゴ」として、古来から洋の東西とわず愛されてきました。同展覧会で、「宝石サンゴ」の歴史と、文化史における役割について紹介し、現代ジュエリーとしての最新の利用方法も紹介します。
展示は、「宝石サンゴの自然史」、「宝石サンゴの文化史」、「珊瑚ジュエリーの世界」のテーマにわかれ、動物としてのサンゴ、世界および日本の文化史のおけるサンゴの役割、そして、貴重な珊瑚芸術から、最新の珊瑚ジュエリーまで、多彩な角度で“宝石サンゴ”の魅力に迫ります。
「宝石サンゴ展 ~深海からのおくりもの~」
国立科学博物館
東京都台東区上野公園7-20
03-5777-8600
開催期間/4月1日(金)~5月29日(日)
開館時間/9:00 ~17:00
※金曜日のみ9:00 ~20:00
※入館は閉館30分前まで
休館日/月曜日
※月曜日が祝日の場合は翌火曜日
※4月は 4日、11日、18日、25日
料金/600円(常設展示入館料)
※同展においては、原則として、生物として記述する際は「サンゴ」、加工製品として記述する際は「珊瑚」と表現を区別しています。
企画展「宝石サンゴ展」(国立科学博物館)
http://www.kahaku.go.jp/event/2011/03coral/index.html
国立科学博物館
http://www.kahaku.go.jp/index.html