大連立「期間を区切るなどの条件で」
自民党の谷垣禎一総裁は、3月26日の午前に、テレビ東京の番組に出演した際に、菅直人首相から副総理兼震災復興担当相として、入閣を要請されたことに対して、期間を区切るなどの条件で「まったくないわけではない」と将来的な大連立への含みが残る意見を述べた。
番組のなかで谷垣総裁は、現時点での入閣を否定する一方で
期間を区切るなどのやり方はあるが、今は体制をいじる時期ではない。一段落したら議論すればいい
と、述べている。
「国民負担をお願いしなければ」増税を言及
谷垣総裁は、菅首相からの入閣要請を否定した理由について
私の入閣は、連立の組み替えで、政策協定しなければならない。今は被災者支援や原発対応に全力を挙げることが大事。あまりに唐突で時期尚早
と、述べている
一方で、谷垣総裁は
一段落したら先のビジョンをどうするか、となるかもしれない
と、東日本大震災の被災者支援や、福島第1原発の事故が一段落した段階での大連立に、含みの残る発言をしている。また、復興財源に関して
無駄の削減は、国債発行だけでは足りない。なんらかの国民負担をお願いしなければいけない局面が出てくるだろう
と、増税も視野にいれた意見を述べた。
asahi.com『大連立「全くないわけではない」 自民・谷垣氏が含み』
http://www.asahi.com/politics/update/0326/TKY201103260319.htmlMSN産経ニュース『自民・谷垣氏、将来の大連立に含み「一段落したら議論すべき」 復興増税再び言及』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110326/stt11032617400003-n1.htmYOMIURI ONLINE『大連立「一段落したら議論を」谷垣総裁』
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110326-OYT1T00388.htm谷垣禎一(さだかず)公式サイト:tanigaki sadakazu:自由民主党衆議院議員
http://tanigaki-s.net/index.php