被災した子供たちへ
3月11日に発生した大震災では、多くの人々が避難所生活を余儀なくされています。その中には子供たちもたくさん含まれています。このような状況では、満足に教育も受けられず、暖かい家庭生活もままなりません。そこで各自治体が子供たちの救済に立ち上がりました。
自治体での取り組み
香川県三木町では、被災地の教育環境が整うまでの間、子供たちを各家庭であずかるホームステイ形式で受け入れる体制を整えました。兵庫県小野市では、8月頃まで小中学生のホストファミリーを募集しています。同学年の子供2人を1家庭に預かります。生活費はホストの負担、医療費、帰省費などの特別な費用については市が負担するとのことです。
これから復興にむけて、親たちは家の片付け、仕事などで被災地を離れらない場合も多く、このような受け入れがあれば、子供たちの成長の助けとなるでしょう。
教育機関への受け入れも
大阪府では、3千人を無試験で府立高校に受け入れることを決定しました。入学検定料と入学料も免除されます。震災では、学校もたくさん破壊されました。また物資も不足、ライフラインも復旧しない中にいるよりも、落ち着いた環境で勉強をできるほうが良いですし、また将来このような助けが彼らの人生に必ずやプラスとなるでしょう。
香川県三木町 東日本大震災 児童、生徒ホームステイ事業
http://www.town.miki.lg.jp/info/towninfo.nsf/OpenByCategoryVW3/067FDCEAF3DB57B949257856000EE958兵庫県小野市 東日本大震災による被災児童のホストファミリー募集
http://www.city.ono.hyogo.jp/p/1/8/24/15/大阪府 東北地方太平洋沖地震被災生徒の新・転入学に係る入学料等の特別免除
http://www.pref.osaka.jp/zaimu/saigainyugakumenjo/index.html