月食、 日食が続けておきる
6月は月食、 日食が続けておきるという。1ケ月の間に日食と月食が続けておきるのは非常に珍しい現象。
部分日食は6月1日から6月2日にかけ北極近くでおき、その2週間後の6月16日に月食がおきる。
日食は太陽と月と地球が(太陽-月-地球)の順で直列する現象。月食は太陽と月と地球が(太陽-地球-月)の順で直列する現象。いずれも重力場の作用が強まるので地震などの災害が懸念される。
高緯度エリアで観測出来る
日食は6月1日から6月2日にかけ北極近くでおきる。北極近くでおきるので北米大陸北部、ヨーロッパ北部、 アジア北部など高緯度エリアで観測出来る。
日食は6月2日木曜日の夜明けに中国北部とシベリアで始まる。そして日付変更線を横切り6月1日水曜日夕方早くにカナダ北東部、北極で終わる。木曜日に始まり水曜日に終わるのは日食が日付変更線付近でおきるため。ノルウェーのTromsøでは6月1日の日没前に北の地平線上で部分日食が観測出来る。日本で観測できるエリアは東北地方の仙台以北、北海道地方。
月食は6月16日におきる。日本では6月16日早朝に観測できる。低緯度エリアでおきるので日本では西日本で観測しやすい。西日本では6月16日早朝4時23分ごろ皆既月食が観測できるという。
2012年5月に日本で金冠日食
来年2012年5月11日には日本で金冠日食がおきる。前回の金冠日食が日本でおきた年は1987年9月23日。次回の金冠日食は2030年6月1日。
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