ワイヤレス式風力発電機「Proxi - Ring™ 480」
5月23日、米PowerbyProxi社はワイヤレス式風力発電機「Proxi - Ring™ 480」を発表した。
同品は米カリフォルニア州アナハイムで開催された「 WINDPOWER 2011 Conference & Exhibition」で発表された 。PowerbyProxi社は米国のワイヤレス電力ソリューションのリーディングカンパニー。
電気やデータをワイヤレスで送受信
「Proxi - Ring™ 480」は発電した電気や操作に関するデータをワイヤレスで送受信する。
またコンタクトレススリップリングを採用、エネルギーの消耗を軽減し発電コストはさらに下がり、使用可能時間、発電の安定感はさらに上がった。
以下、PowerbyProxi社副社長Fady Mishriki氏のコメント。
PowerbyProxi社副社長Fady Mishriki氏
ワイヤレステクノロジーの導入は機械式スリップリングのトラブル解消のきっかけになった。スペインで行なっている油圧式風力発電機の実験では、コンタクトレススリップリングはこの8ヵ月間休みなく動いている。
コンタクトレススリップリングは従来の機械式スリップリングに代わるもの。機械式スリップリングはこれまで1週間につき数回トラブルがおきていた。風力発電機が老朽化するとトラブルの頻度はさらに高くなっていた。
PowerbyProxi
http://www.powerbyproxi.com/PRWeb
http://www.prweb.com/releases/2011/5/prweb8472810.htm