来たれ、金沢通(つう)。挑戦者求む!
前田利家が治める加賀百万石は『金沢』。今年も金沢通(つう)を計る『金沢検定』が開催される。金沢検定では、金沢に関する歴史や文化、経済、産業にいたるまで幅広い分野から出題される。過去問題を紹介する。( )に当てはまるものを選んでほしい。
【第1回1問目】
加賀藩祖・前田利家(まえだ としいえ)は15歳で織田信長(おだ のぶなが)に仕え、( )に抜擢(ばってき)されて、前田家(まえだけ)の家督(かとく)を継(つ)いだ。
1. 赤母衣衆(あかほろしゅう)
2. 白母衣衆(しろぼろしゅう)
3. 青母衣衆(あおぼろしゅう)
4. 黒母衣衆(くろぼろしゅう)
歴史好きにはワクワクする内容となっている。試験は11月6日。受験の申し込み受け付けは6月1日から10月12日まで。
金沢の偉人から現代まで
金沢検定には、前田利家のほか、金沢三文豪といわれる作家達が登場する。「ふるさとは遠きにありて思ふもの/そして悲しくうたふもの」抒情小曲集の室生 犀星、「高野聖」「歌行燈」の泉 鏡花。「黴」「あらくれ」の徳田 秋声だ。
また、2004年に開館した「21世紀美術館」からコアな旧町名までまさに金沢通(つう)度を問う。前田利家(まえだとしいえ)の甥(おい)、前田慶次郎利太(けいじろうとしたか)の問題も外さない。
合格者に利家愛用 鯰尾形兜(なまずおなりかぶと)!
金沢検定は、初級、中級、上級の3段階に分かれている。いずれも100問、90分間で実力を試される。合格者には、上級から金・銀・銅を基調としたピンバッジと合格証、合格認定証が送られる。前田利家愛用の「鯰尾形兜(なまずおなりかぶと)」は上級試験合格者のみの送られる。
加賀百万石の歴史と文化をぎっしりと味わえる、金沢検定。ぜひ受けてみまっしま。
設問一の答え: 1. 赤母衣衆(あかほろしゅう)
金沢検定公式ホームページ