ラテン系は熱心な市民
ヒスパニック系アメリカ人を対象とした市民活動調査の結果、人口統計データ上で、彼らは白人系アメリカ人よりモバイルツールやソーシャルメディアを活用して、積極的に政治参加していることがわかった。ヒスパニック系を専門とした研究調査機関The Hispanic Instituteが伝えている。
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David Madden]
ヒスパニック系アメリカ人の多くがモバイルツールを活用するようになった理由のひとつとしては、市民としての義務やコミュニティー参加に対する高い意識があげられるという。
10人中9人がモバイルツールを所有
ヒスパニック系の場合、白人系の8割を上回る9割が携帯電話などのモバイルツールを所有している。また、モバイルツールからインターネットにアクセスしている白人系アメリカ人が33%なのに対し、ヒスパニック系はそれに20%も上乗せした53%に上るという。
ヒスパニック系アメリカ人の中では、有権者登録などの面でモバイルツールが大きな役目をはたしている。モバイル技術の発達により、ヒスパニック系と白人系の情報技術格差が狭まったのではないかと、調査を実施したThe Hispanic Institute側は話している。
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