タコ・マスター『達人』
淡路島を眼前に望む海峡のまち兵庫県明石市で今年も、タコ検定が開催されることが決まった。明石ダコで有名な明石は、たいやノリも全国に名の知れたブランドだ。
検定では明石のさかなに関する生態や産業、食文化、歴史など幅広い分野にわたった問題が出題される。 今年から、タコ検定初級“おさかな通”合格者のみ挑戦できた『達人』の受験資格を緩和し、誰でも受験できるようにした。
タコ検定『達人』クラスでは、筆記、小論文試験のほか、写真や水槽を見て明石のさかなを見分ける視覚試験。味覚試験では、実際に寿司(すし)ネタを食し、また明石らしく『明石焼き』によるさかなの見分け試験など美味しい内容となっている。
ご当地検定は今。。。
ご当地検定ブームは全国的に、下火になる傾向がある。明石もまた、その渦の中にあるようだ。毎回500人を超える市民らが受験する人気ぶりだったが、近年は受験者数が100人を割り込んでいる。
「ブームが去ったことを痛感している」
同検定委の担当者(神戸新聞)
上位級タコ検定『達人』の受験資格緩和は、そういった事情もあるようだ。起死回生の一手となるか?タコ検定の末広がりを期待する。
明石タコ検定公式ホームページ神戸新聞