大物企業がついに
米グルーポンが新規株式公開(IPO)を予定していることはすでに発表済みであり、主幹事としてゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーを指名したニュースも先月4月に伝えられているが、早ければ5月の第2週に進められるのではないかと、米ウォール・ストリート・ジャーナルが報じている。
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グルーポンCEOのAndrew Masonや幹部らはいますぐにでも公開に踏み切りたい考えであるといい、上記の2投資機関が現在、大急ぎで最終調整を行っているようだ。
企業の歴史はわずか3年弱
グルーポンは2008年11月に設立された新しい会社だ。しかし、わずか2年半ほどで、社員6000人を抱えるほどとなり、例を見ない急成長を遂げた。株式が公開されれば、企業価値は150億ドル以上になるのではないかとささやかれている。
CEOのMason氏はウォール街に対して強い警戒感を抱いていることで有名だ。状況が急変する前にさっさと行動したいというのが本音というところだろうか。
ウォール・ストリート・ジャーナル誌デジタル版:グルーポンは今週中にも株式公開か