モバイルで育児支援　ホワイトハウスも積極アピール

アメリカの母の日も、日本と同じ、毎年５月第２日曜日。育児支援の一環として昨年の母の日からスタートしたモバイルサービス「text4baby」がいかに成功を収めているか、ホワイトハウス公式サイトが発表した。

携帯のテキストで「text4baby」または「511411」とダイヤルするだけで、毎週３件の育児情報が送られてくる仕組みだ。内容は子どもの栄養、乳幼児の歯科情報、予防接種関連など様々だ。

サービス開始から１年間で利用者は17万人、送られた育児情報は1200万件に上っている。昨年８月には、保健福祉省において最も革新的な試みだとして、キャスリーン・セベリウス長官からも高い評価を得ている。

このサービスは、政府だけの手によるものではない。大手企業や研究機関、NPO団体などの協力を得ており、今後も一層力を入れていく方針で、2012年末までに利用者100万人を達成しようと目標を打ち出している。

同サービスの成功を受けて、ロシアでも同様のサービスが２カ月前にスタートしているという。




ホワイトハウス公式サイト