もみじ谷大吊橋で「塩原フラワーウエディング」開催
塩原温泉観光協会は、栃木県那須塩原市にある関谷のもみじ谷大吊橋で6月12日に開催予定の「塩原フラワーウエディング」でカップル2組の追加募集をしている。
東日本大震災の影響で結婚式を挙げられなかったカップルが対象となる。自身が被災したり、式場が使用不能や挙式を自粛し入籍だけした、などのカップルを10日まで受け付けている。
震災を受けたカップルを勇気付けたい、と追加募集
同イベントでは、一般公募の5組のカップルと共に、バージンロードに見立てた長さ320mのもみじ谷大吊橋を手を携えて渡り、新しい人生をスタートさせる。
大吊橋を渡った後には、対岸の特設会場で牧師立ち会いのもと挙式を執り行うフラワーウエディングは今年で13回目となる。挙式費用と結婚衣装一式は無料で、前日の宿泊も招待するという。
今年は県内外から9組の応募があり、選考で5組を内定したが、応募者に福島県出身のカップルがいたことから、“震災を受けたカップルを勇気づけたい”と2組の追加募集を決めた。
「塩原フラワーウエディング」は6月12日(日)に開催予定。大自然の緑と色とりどりの花に囲まれた結婚式で、「もみじ谷大吊橋」を手を取り合い渡る姿が、見ている人々も幸せな気持ちにすることだろう。

塩原フラワーウエディング
http://www.siobara.or.jp/flower.stm