2日、アカマイ・テクノロジーズが2010年第4四半期の「インターネットの現状レポート アジア太平洋版」を公開した。
同レポートは、インターネットに関する主要統計データが記載されており、これによると世界各国の平均接続速度は1.9Mbps。トップは韓国の13.7Mbps、次いで香港の9.4Mbps、日本の8.3Mbpsとなっている模様。米国は5.1Mbpsで14位。また、平均最高接続速度に関しては、世界平均が8.8Mbps。トップは香港の37.9Mbpsで、韓国(32.3Mbps)、ルーマニア(31.7Mbps)、日本(30.5Mbps)と続く。
また、同調査内で確認されたIPアドレスの70%近くが、上位10ヵ国/地域が占めているという。アドレス数のトップは米国(1億3,720万件)、次いで中国(6,723万件)、日本(3,955万件)。また同社は世界207ヵ国を発信源とする攻撃トラフィックを観測した所、1位はロシア(10%)、2位台湾(7.6%)と記録されているという。