支出意識に関する「消費気分調査レポート Vol.10 」公開
株式会社電通総研(東京都港区)は21日、全国の20歳~69歳の男女1,200名を対象に、節約・贅沢などの支出に関するインターネット意識調査結果を公表した。
キーポイントは「ストレス解消」「節電」
主に「この夏のボーナスの使い道」について調査を行ったところ、東日本大震災での自粛ムードに遭遇した経験から、消費傾向の変化が顕著にあらわれる結果となった。
使い道としては、国内旅行や海外旅行、贅沢な外食といった「レジャー・余暇を楽しむ」といったサービス系商品がトップから5位までにランクインしており、震災後のストレスを解消したいという生活者心理を垣間見ることができる。
家電商品としては、発光ダイオード(LED)電球や扇風機、節電・節水型家電など、節電しながら猛暑を乗り切ろうとする対策を反映した省エネ関連商品が上位に入る結果となっている。
「地デジ化元年」テレビに関して今夏は期待薄?
一方、昨年は首位だったブルーレイディスクレコーダーや、地デジ対応テレビといった「大型家電製品」の順位は軒並み後退。情報技術(IT)・デジタル系の商戦は苦戦が予想される調査結果となっている。
電通総研ホームページ『消費気分調査』レポート Vol. 10 (PDF)