来年秋から採用される9つのデザインが公表
米国食品医薬品局(FDA)は21日、来年秋からたばこのパッケージへの表示を義務付けることになる9つの画像を公表した。
FDAは2009年6月に成立したタバコ規制法に基づき、2010年11月に36種類の図案を発表。医療関係者や消費者などから幅広く意見を公募して、デザインを9つに絞り込んだ。
パッケージの表示変更は25年ぶり・・・その驚きのイメージ画像に衝撃が走る!
この表示変更は25年ぶりの大きな改定で、2012年9月以降にアメリカ国内で販売されるたばこには、パッケージ両面に半分以上の大きさでいずれかの画像を表示させることが義務付けられる。
この表示用に使用されている写真がまたかなりキツい。「タバコは中毒性です」という警告文と男性の喉に開いた穴からタバコの煙が出る写真や、「たばこは脳卒中や心臓病を引き起こします」という警告文と呼吸器をつけて苦しむ男性の写真など、いずれも目を覆いたくなるようなショッキングな写真になっている。
アメリカ政府は、このパッケージによる警告で喫煙者が減少し、特に若者には喫煙の恐ろしさを知ってもらえればと期待感を示しているが、画像を見たくらいでタバコ愛好家はやめられないのが現実ではないだろうか。
US Food and Drug Administration Home Page (UDA)Cigarette Health Warnings (パッケージ画像あり)