荒れた学生時代からプロテスト合格まで
聴覚に障がいのある女性がプロボクサーになるまでを自身でつづった自伝本、「負けないで!」が、5月30日に創出版から発行された。
著者はプロボクサーの小笠原恵子さん。聴覚障がい者の女性がプロテストに合格したのは、日本では初めてのことだ。
本書では、小、中学校でのイジメ、不登校、高校時代の荒れた生活から、ボクシングとの出会い、自身も聴覚に障がいのあるトレーナーとの出会いを経て、プロテスト合格までの小笠原さんの壮絶な体験がつづられている。
6月7日 試合に出場
去る6月7日、後楽園ホールで、塚下真理選手との試合に出場した小笠原さん。
結果は惜しくもKO負けとなったが、今回の著書の出版が話題を呼び、これからの活躍に一層注目が集まりそうだ。
創出版ホームページ
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