阿久根市長選、新人の西平氏当選
鹿児島県阿久根市の出直し市長選が16日投開票された。前市長の竹原信一氏(51)へのリコールが成立し、市長選は前市長の竹原信一氏、そしてその竹原氏へのリコール活動の中心的存在となった新人の西平良将氏(37)の一騎打ちとなった。
YOMIURI ONLNEによると
新人の養鶏業・西平良将氏(37)(無所属)が、前市長・竹原信一氏(51)(無所属)を破り、初当選を決めた。
と、新人の西平氏が当選となった。
当選した西平氏は、リコール運動を進めた市民団体の元役員で養鶏業を営む37歳。今回の選挙の焦点は竹原市政の継続か否か、選挙期間中のブログの更新で広く知られることとなった竹原氏、障害者への差別的な表現や、議会を開かず専決処分を乱発するなど、強行的な姿勢に関して厳しい批判がされていた。
一方で、職員賞与の大幅削減や議員報酬の日当制化、ごみ袋の値下げなど、竹原氏を支持する市民も多く存在しており、報道と市民感覚には大きな違いが見られた。しかし、今回の選挙で阿久根市民は竹原市政にNOを突きつけた形となる。
阿久根市ホームページ
http://www.city.akune.kagoshima.jp/index.htmlYOMIURI ONLINE「阿久根市長に新人・西平氏、竹原氏の返り咲き阻む」
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110116-OYS1T00499.htm