岡本太郎、三島由紀夫…昭和の息遣いがよみがえる『齋藤康一　作品展「昭和の肖像」』

東京千代田区のJCIIフォトサロンでは、1月5日(水)～1月30日(日)まで、人物写真の第一人者・齋藤康一氏による、昭和の著名人のポートレート写真を中心とした写真展、『齋藤康一　作品展「昭和の肖像」』を開催中です。

齋藤氏の同名の写真集『昭和の肖像』のなかから厳選した、70点のポートレート写真を展示。棟方志功や、岡本太郎、三島由紀夫、森繁久彌に王貞治といった、昭和を代表する人物たちの肖像が一同に会します。

齋藤氏は、これまで50年以上もの間、3000人におよぶ人物写真を撮影してきました。今回の展覧会は「昭和の肖像」の題名に相応しい、昭和の著名人を厳選して展示。全作モノク写真でありながら、被写体の日常や息遣いまで聞こえるかのようです。

齋藤氏は写真集の中でと、語っています。その言葉通り、齋藤氏の写真は、被写体の日常に溶け込むかのように、穏やかにその日常を切り取ります。

激動の時代を駆け抜けた人物たちのポートレートを通して、昭和の息吹がよみがえる『齋藤康一　作品展「昭和の肖像」』で、もう一度、「昭和」という時代について、考えてはいかがでしょうか。





JCIIフォトサロン：齋藤 康一 作品展「昭和の肖像」
http://www.jcii-cameramuseum.jp/photosalon/photo-exhibition/2011/20110105.html