竹原前市長の支援団体が署名を提出
5日の住民投票で、前市長・竹原信一氏が失職した、鹿児島県阿久根市で、竹原氏を支援する市議らが提出した、市議会解散請求(リコール)を求める署名を審査した結果、法定数を上回ることが、19日、阿久根市選挙管理委員会の発表で明らかになった。
署名は竹原前市長を支援する団体「阿久根市議会リコール実行委員会」が集めたもので、8809人分が市選挙管理委員会によって有効と認められ、本請求に必要な有権者の3分の1を超える結果となり、議会解散を問う住民投票が確実となってきた。
市長に続き市議会もリコールへ
阿久根市選挙管理委員会は、20日から1週間署名簿を公開し、異議申し立てを受け付ける。異議申し立てがなければ、署名数が確定し、本請求の60日後に住民投票が実施される。
早ければ来年2月にも、議会解散の是非を問う、住民投票投票が実施される可能性が強まり、賛成が過半数を上回れば議会は解散となる。阿久根市は議会と前市長の竹原信一氏が激しく対立し、5日実施された住民投票によって竹原氏が市長を解任されたばかりだ。
竹原前市長は、1/16に投開票が実施される、出直し市長選挙への出馬を表明しているが、今回の発表によって、議会の解散もほぼ確実とみられ、来年以降も、阿久根市政は混乱した状況が続くと予想される。
阿久根市議会も解散濃厚 リコール署名が必要数超える
http://www.asahi.com/politics/update/1219/SEB201012190001.html
阿久根、市議会解散も住民投票へ 選管、署名有効と発表
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101219/lcl1012191111000-n1.htm阿久根市: お知らせ(放送文)
※阿久根市議会解散請求者署名簿の縦覧について
http://www.city.akune.kagoshima.jp/osirase/hoso.html