当分は「障害」のままで
「障害」という表現の表記方法を検討していた「障がい者制度改革推進会議」は11月22日、当分は「障碍」などへの表記の変更は行わないことを決めた。
意見の一本化難しく
「障害」の表記方法は、「害」という字のイメージが悪いからという理由でかねてから表記方法を変更すべきという意見が上がっていたことから、障がい者制度改革推進会議は8月に専門の作業部会を設置し表記方法の検討を開始。
一般からも表記方法に関する意見の募集を行ったが、「障害」と「障碍」がいずれも4割の支持を得て意見は真っ二つに。
統一表記が難しいと判断した同会議は、この問題を「今後の継続課題」とし、表記は当面の間「障害」のままとすることにした。
読売新聞