大村秀章議員、除名に不服
大村秀章衆院議員は、愛知県知事選に立候補するため、自民党に離党届けを提出しましたが、党はこれを認めず除名処分とすることを決定しました。大村議員はこれを不服とし、自民党本部に再審査を要求しました。
産経ニュースによると
現時点で党本部はいずれの候補者も推薦決定していない。処分される事由はない
と、党本部は候補者を決定しておらず、処分される事由はないと大村議員は訴えています。
自民党は除名の理由を、愛知県連が他の候補者の擁立を決定したにも関わらず、大村議員が立候補を表明したことや、自民党に批判的な河村名古屋市長との連携だとし、これらが党則97条1項1号の「党の規律をみだす行為」にあたるとしています。
自民党内でも除名に対して意見が分かれており、大村議員の処分に関してこの後何らかの変更がされる可能性があります。除名の決定は自民党のホームページなどでも公表されており、撤回する場合も含めて、谷垣総裁は難しい対応を迫られます。
産経ニュース「自民も混乱 大村氏、除名処分で再審査要求 菅元総務相ら同調 署名活動へ」
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101210/stt1012102327009-n1.htm