松尾スズキ版「欲望という名の電車」
テネシー・ウィリアムズの戯曲『欲望という名の電車』といえば、近代演劇史における不朽の名作。世界各国で、舞台をはじめオペラ、映画、ドラマなどで上演されてきたこの作品に、日本演劇界がほこる鬼才・松尾スズキが挑戦します。
東京・渋谷のパルコ劇場では、松尾スズキ演出の舞台「欲望という名の電車」を4月12日(火)から5月1日(日)まで上演します。近代演劇の傑作を、秋山菜津子や池内博之など、日本演劇界を代表する豪華キャストと、松尾スズキならではの視点で、現代演劇としてよみがえらせます。
鬼才が魅せる、近代演劇の金字塔
「欲望」という名の列車にのって、ブランチ(秋山菜津子)は、妹・ステラ(鈴木砂羽)の住むニューオーリンズにやってきた。二人は南部の地主階級にうまれながら、いまや、家屋敷も失い、ブランチは教師の職も失った。狭いステラのアパートに居候するブランチは、妹の夫・スタンリー(池内博之)とたびたび衝突するが…。
ブランチ役には、日本を代表する舞台女優・秋山菜津子、そしてスタンリー役には近年、圧倒的な存在感を見せる池内博之、そしてステラ役には、舞台に映像に活躍中の鈴木砂羽が演じるほか、豪華キャストが出演します。生々しいまでの人間の“生”描いた、近代演劇の金字塔に鬼才・松尾スズキがどう挑むのか?演劇ファンでなくても楽しみな舞台です。
欲望という名の電車|PARCO劇場|パルコ劇場
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