訪日前にクーポンが購入できる便利なシステム
シェアリーチャイナは1日、訪日中国人旅行者を対象とした共同購入型クーポンサービスを開始すると発表した。
販売されるクーポン情報は、同社が運営する訪日中国人旅行者向け情報サイト「杰街同歩(ジェイジェストリート)」に掲載する。クーポンの実際の購入は、親会社であるSBIベリトランスの中国人向けECモール「佰宜杰(バイジェイドットコム)」の決済スキームを利用し、訪日旅行を考えている中国人が、訪日前に日本の飲食サービス等のクーポンを購入できる便利な仕組みとなっている。
増加する中国人旅行者をターゲットに今後の利用拡大を目指す
同サービスは当初、東京エリアでの飲食クーポンを中心に販売する予定。掲載期間は1カ月間で、訪日中国人旅行者の利用動向を見ながらクーポン提供を行っていく。シェアリーチャイナが窓口になることで、訪日中国人旅行者と店舗側の言語による壁が取り払われ、予約が容易になるところも利点だ。
近年では、訪日中国人旅行者をターゲットとした事業やサービスが増加傾向にある。訪日個人観光査証の発給条件の緩和等により、2010年の訪日中国人旅行者数は過去最高の141万人を突破するなど、中国人旅行者向けサービスはさらに賑わいを見せそうだ。
杰街同歩(ジェイジェストリート)
http://www.jj-street.com/株式会社シェアリー
http://www.shareee.jp/SBIベリトランス株式会社
http://www.veritrans.co.jp/