サウスジャージーでは炊き出し受給者は1割増
サウスジャージーフードバンク(FBSJ、the Food Bank of South Jersey)によると、2010年、サウスジャージーでは炊き出しに集まる人の数はおよそ10万人増え、およそ100万人になったという。
また炊き出しに集まる人の多くは仕事を持っている人で、米国の貧困ラインである年収22,055ドルのほぼ2倍の収入(貧困ラインの最高185%)がある家族がかなりいるという。
以前はこれほど多くはなかった
Val Traore氏はサウスジャージーフードバンク(FBSJ、the Food Bank of South Jersey)のCEO。以下、米サイトAlternetに掲載されたTraore氏のコメント。
Val Traore氏
以前は食料援助を必要とする家族はこれほど多くはなかった。
米国で経済的に独立していない独身者、家族は、炊き出しの行列に並ぶ確率は高い。
西アフリカの国マリでは国民のおよそ半分が1日あたり1.25ドルの生活をしている。国が貧しいなら飢え死にする人は多いだろう。しかしここアメリカでそういう事がおきる事はない。
Food Emergency: Millions of Americans Are Heading to Foodbanks for the First Time in Their Lives (Alternet)
http://www.alternet.org/food/149337/food_emergency:_millions_of_americans_are_heading_to_foodbanks_for_the_first_time_in_their_lives/