クーポン共同購入サイトの販売総額は16%減少も人気は衰えず
クーポン検索サイトのクーポンジェイピーが、クーポン共同購入サイトの月間実績集計を発表。おせち問題の影響もあったのか、12月と比べ販売総額は16%減少した。
グルーポンとポンパレの2強は変わらず、3位と4位にはトラベル系クーポンサイトの一休マーケット、トクー!ポンがランクインするなど、トラベル系クーポンの人気ぶりが伺える結果となった。
頭ひとつ抜き出るGROUPON、ポンパレが後を追う形
この月間実績集計は、共同購入クーポンサイト147サイトを独自に収集・集計。このデータによると、2010年12月の共同購入クーポン販売総額は22億1,670万円、これに対し2011年1月は18億7,031万円となり、前月に比べ16%販売総額が減少した。これはお正月休みという季節的なものの他に、GROUPONの “バードカフェおせち問題”という不祥事が原因で、共同購入クーポンの販売手法などへの警戒感・不信感が表れたものだと考えられる。
販売総額順位では、GROUPONの首位は変わらず、2位にポンパレが追っている。しかし、月単位で見るとGROUPON14%減、ポンパレ18%減と両社とも売上を落としている。一方で、中小のクーポンサイトは苦戦を強いられており、前月比販売金額が半減という所も。
そんな中、シェアリー、トクー!ポン、TOKUPOなどは売上を伸ばしている。カテゴリ別に見てみると、一休マーケットとトクー!ポンはともに安定した人気を見せており、トラベル系クーポンの人気が伺える結果となった。
クーポンジェイピー
http://coupon-jp.com/