主要6サイトを分析したレポートを発表
1月24日、クーポン共同購入まとめサイト「猫之手」を運営するありおりは、同社運営サイトにおいて、東京を対象として調査期間中(2010年12月1日~27日)に販売された商品に関する分析レポートを発表した。
調査対象は、クーポン共同購入サイトの中でも勢いを増している「Groupon」「ポンパレ」「Piku」「Qpon」「クーパ」「くるぽん」の計6サイトだ。
平均割引率ではポンパレ以外の5サイトが60%以上
上記6サイトでは、取扱い商品数が最も多いポンパレで401、少ないクーパで23と、その数に開きはあるものの、取引成立率ではクーパが100%成立している。対してポンパレは96.3%となっており、20商品に1つ程度が不成立という結果に。
調査期間中に販売された商品の価格、割引率について見ると、Qponの通常価格(32,965円)と販売価格(15,947円)がともに高い平均価格を示しているところが興味深い。これについてありおりは、
「そこそこ安価な商品で集客しつつ、低割引率で、割引後もある程度高価な商品を販売の主力としているのではないか」
と推測している。
またGrouponの場合、通常価格の最高値が1,684,800円と他サイトより圧倒的に高く、取扱い商品数や最安値、割引率から考えると『高価な商品、安価な商品を取り揃えて、何でも安く売る』というスタイルが確立していることが伺える。
グルーポン系共同購入サイト傾向分析レポート
http://coupon.promotion.vc/reports/猫之手
http://coupon.promotion.vc/合同会社ありおり
http://www.ariori.jp/