孫社長と平松市長「トップ・ツイッター会談」
走行中の電車内からのメール利用など、大阪市営地下鉄の携帯電話の電波状況改善を、ソフトバンク・孫正義社長が、ツイッターを通して平松邦夫大阪市長に直訴。平松市長も、これに対し前向きに回答していることが明らかになった。
平松市長が前向きな姿勢を示したのに対し、孫社長も工事関係の業界団体らに、アンテナ工事を促す意向を伝えるなど、ツイッター上での「大企業と行政のトップ会談」で携帯電話の環境改善に向けた動きに弾みがつきそうだ。
企業トップの発言に、行政トップが反応「ツイッターの登場までありえなかった」
事の発端は、孫社長のツイッターに、東京メトロなど、地下鉄でのスマートフォン利用環境改善を求める書き込みがあった事をきかけに、孫社長が
メトロ側が工事させていただけるならぜひやりたい。皆で運動しませんか?
と応じると、大阪市営地下鉄や名古屋など、改善を希望する声が相次いだ。
孫社長は、平松市長のツイッターに
地下鉄でもメールなどできるように携帯のアンテナ工事を許可いただきたくお願いします
と、携帯アンテナ設置許可を直訴した。平松市長もすぐに、直接電話で市交通局長に調査を指示するなどの対応を見せた。
調査の結果、工事計画を提案する段階にあったことが判明し、平松市長は18日に、あらためて前向きに検討する意向をツイッターで表明した。これに対し孫社長も「私からも(関係団体へ)促進いただきます」と、応じた。
思わぬ事態の展開に平松市長は、大企業トップの発言に行政のトップがリアルタイムに反応する様子を指して、「ツイッター登場までありえなかった」と感慨深げに語っている。
MSN産経ニュース「大阪地下鉄の携帯アンテナ設置、孫社長がツイッターで直訴 平松市長も即前向き回答、一気に加速?」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110118/trd11011823040113-n1.htm平松邦夫 (hiramatsu_osaka) on Twitter
http://twitter.com/hiramatsu_osaka孫正義 (masason) on Twitter
http://twitter.com/masason